レース刺繍

 

 

ひなぎくの自慢のアイテム、レース刺繍のヴェールです。
世界最高峰のレース会社、
ソルティス(Solstiss)のレースを使って、
丁寧に作られています。

 

裾から上部に立ち昇るように、
レースが配置されています。
このようなレース刺繍の作り方をご説明いたします。

元来つながっているレースを、
カットしてチュールの上に載せてゆきます。
実はこの、配置してゆくのが最も大変な作業で、
目と脳に大変負担がかかります。

 

配置したレースを縫いとめます。
ゴールドレースの縫いとめを、黒線で示してあります。
レースの輪郭に沿って、細かく縫われています。
黒い棒はサイズ比較に置いたボールペンです。

拡大して見てみましょう。

背景に見える肌色は、中指です。
白のレース部分は白の糸で、
ゴールドレースの部分はゴールドの糸で、
細かく、柔らかく縫いとめられています。
もちろんミシンでは無理です。
全て手先の、繊細な作業です。

 

レースの柄の尖った部分は、
いっそう複雑な縫い方になります。
技術と、根気と、なによりも、
作品にたいする愛着がなければ出来ない作業です。

 

そのような作業を、
大きなチュール全体にしつづけて、
ひなぎくのレース刺繍ヴェールが完成いたします。

 

 

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