ひなぎくの花嫁さまたちのお式、及び撮影会(前撮り後撮り)
いつの間にか数千もの花嫁さまをお世話させていただいてきました
「フォトウェディング」は国内でのご撮影。
フォトウェディング
海外挙式
ビスチェ(ベアトップ)ドレス
肩からの上身頃ドレス
長袖ドレス
ウェディングドレスのオーダーとレンタルのアトリエです。
ひなぎくの花嫁さまたちのお式、及び撮影会(前撮り後撮り)
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ウェディングドレスひなぎく > プレタライン > あけぼの椿
曲水のうたげ あけぼの椿
晴れの日のひとときが、列席された方たちの絆を繋ぎ、やがて想い出となって歴史が紡がれる・・
お披露目の宴の花は椿をかたどった刺繍、大切な人同士の繋がりを網目と螺旋模様の糸刺繍で
百年も昔の繊細な素材で刺繍を施し、物語を紡ぐようにして仕上げたドレスです。
京都に枝垂れ梅と椿の花が毎年同時に咲く神社があります。
若紫、葵、藤壺・・源氏物語にゆかりのある様々な名前の椿の花が咲く
その庭を流れる川のほとりで、平安の時代の昔から和歌が詠まれ続けてきました。
王朝時代を偲ばせる雅やかなその行事を曲水の宴といいます。
温かな家の庭の土をイメージして生地を重ねたスカートは、日溜まりのような生成り色をして
庭に咲く花の刺繍のなされた立体的な身頃から、柔らかく水が流れるようにレース柄を繋げています。
梅の花の小枝がしなやかに枝垂れるような刺繍の被りヴェールを最後に合わせました。
文字通り、言葉を色で表せたらと、青味がかった緑色にレース、生地を染めてつくりました。青味がかった緑色、蒼碧(あおみどり。)都会に生えた木の葉の色。
緑や青の色に、境界を表すグレーを混ぜてつくった言の葉色は、冬の空のイメージ。星が流れて降るように、シルバーグレーのビーズを細かく散らして、胸元の刺繍で仕上げました
ウェブニュースで、
https://www.fashion-press.net/
先日、お母様の結婚式の際のドレスのお話うかがったのですが、
ご本人はキャサリン妃のドレスに憧れていらして、
大嘗祭を経て、
とてもドレスづくりを楽しんでいただいているようで・・
あらためて令和の新しい時代のドレスをおつくりしてゆきたく思え
ご新郎様のお祖母様が、
デザインのイメージにと、好きな花ですと、お客様に送っていただいた写真。
先日ご新郎様がご一緒にいらして下さって、実は一緒に鎌倉に行かれた際に、ご新郎様が撮影されたものとお伺いしました。
一葉という名前の、花嫁さまとご新婦のお母様がお好きな薔薇のような、桜の花。
青空に並んで咲いて夫婦になられるお二人、新郎新婦みたいです。
ウェディングドレスひなぎく > 花嫁たちの写真集 > 肩からの上身頃 > 秋桜
台風と猛暑残暑を無事通り過ぎて、夏と秋の季節の境い目にだけ訪れるあの独特な透明感、
天高く空を仰ぎ見て感じるあの空気感の中で、初秋の爽やかな晴れの日をお迎えいただきたいドレスに仕上がりました。
お祖父様が、兵士としてではないけれど満州にいらしたことで、書斎に漢書がたくさんおありでらしたそうで。そのお祖父さんの影響を受けて読書がお好きに。
ドレス製作中、お休みに思い立って南の島に飛んで、海辺で一日読書をしてきましたと、笑顔のご報告をお伺いしたこともありました。
たくさん読まれた中でも一番なお好きな作家はいるんですか?とお聞きしたところ、日本人の作家。夏目漱石と三島由紀夫とのことでした。
このドレスはベアトリーチェ、神曲のヒロインの名前です。神曲はギリシア神話が土台になっています。
お父様から贈られたパールの下がりのイヤリングをだけ、ドレス以外には身につけられた彼女のお姿に、漱石の夢十夜の、ギリシア神話を下敷きにして書かれた、ある美しい章を思い出しました。
リャナンシーという名前のドレス。bit.ly/2GICJ1S
リャナンシーはアイルランドに伝わる若く美しい女性の姿をした妖精。緑の丘の近くに現れていつも人間の男性に愛を求める、妖精の恋人。リャナンシーの愛を受け入れた男性には、その命を代償に詩の才能が与えられます。だからケルトの芸術家とくに詩人が短命に終わるのは、彼らが彼女に恋をして命を削りながら最高の作品をつくり出したからという伝説が。
リャナンシーの姿は彼女が気に入った男性以外の人間には見えないそう。