・ ・ プロセス・Minako様 ・ ・
5) 武蔵野の一日
美菜子さんには、武蔵野にある
緑の美しい会場での朝のお式から、
夜も賑やかな吉祥寺の街で
音楽好きのお友達が集まる二次会まで。
表情の豊かに変わる、
4スタイルのドレスコーディネートをご提案しました。
![](http://siesta-dress.com/wp-content/uploads/2018/03/mina31.jpg)
「お式ドレスコーディネート」
「お式はシンプルで普遍的なスタイルで」
という美奈子さんのご希望をうかがって、
イメージしていた白ドレスを
お式とご披露宴前半とで、2スタイルに分けて考えました。
胸元のブローチをポイントにした
サテンシルクのドレス本体を、
ギャザーチュールロングヴェールと合わせた、
シンプルなスタイルをご提案しました。
グリーンがかった白色の茎と葉の
チューリップのシルクフラワーつるを、
一厘一々の花びらを大きく開いて
ヘッドから大きく垂らして印象的に飾り、
透明感ある雰囲気を醸し出せるように。
![](http://siesta-dress.com/wp-content/uploads/2018/03/mina32.jpg)
「ご披露宴前半ドレスコーディネート」
ご披露宴前半では、本体白ドレスの上に
シルクシフォンのオーヴァードレスを優しく纏って。
生花のアマリリスやクリスマスローズを
ヘッドや背中に飾り、白ブーケに合わせます。
アクセサリーワイヤーに生花のグリーンつるを
巻き付けたものを、ヘッドドレスと肩紐に使い、
ドイツの森の緑の妖精のようなイメージの、
コーディネートに仕上がるように考えました。
お色直しには、ご結納の時の
美菜子さんのお着物姿をイメージした、
薄ピンク色のドレスをお描きしました。
クラシックピンクのシルクと生成りレース、
そしてオフホワイトレース刺繍オーガンジーを重ねた
本体ドレスに、更にピンクレース刺繍を施した、
薄ピンク色のシルクオーガンジーを重ね着します。
衿のタックの直線的なラインに合わせてつくる
ベビーピンク色のシルクの帯を、
ビーズ刺繍レースのリボン飾り帯とともにしめて。
![](http://siesta-dress.com/wp-content/uploads/2018/03/mina33.jpg)
「ご披露宴後半ドレスコーディネート」
会場にある日本庭園と茶室の趣に合うようにお考えした
この着物風のドレスに合わせて、
ブーケをつくって下さるフローリストの原田さんが、
桜の花のようにほんのりとピンクがかった
八重咲きのバラを、早い段階から予約してくれました。
二次会ではまた大きく雰囲気を変えて、
お洒落でカジュアルなイメージに。
ベージュの仏製コットンチュールを裏打ちした
バラとペーズリー柄のレースのモチーフ刺繍を施した、
薄ベージュ色の仏製ストレッチシフォンの
アメリカンスリーブ身頃と、取り外し可長袖を、
お色直し本体ドレスの内側に重ね着するスタイルです。
![](http://siesta-dress.com/wp-content/uploads/2018/03/mina34.jpg)
「二次会ドレスコーディネート」
首元と手首に、ベージュ~ブラウン系のビーズを使った
個性的なアクセサリーモチーフを縫い付け、
生成り~クラシックピンクのドレスに
アイリッシュコーヒーのような色合いをプラス。
このアクセサリーの名前は「ラプンツェル」。
つたの絡まるレンガづくりの塔の上で
お姫様が月を眺めているような情景の、
グリム童話の絵本の挿絵の色合いをイメージして。
ベージュのレース刺繍オーガンジートレーンは
二次会場内で動き回りやすいよう、
指に引っ掛けることの出来る、2way仕様です。
古代ケルト伝説の「妖精の丘」に出てくる、
王女様のケープのようなデザインです。
トレーンのギャザーベルトには、
アンティークベージュピンクの
シルクローズコサージュを飾ります。
アンティークゴールドのラリアットを絡めて
秋色の実物を散らした、ベージュピンクのバラ、
「サハラ」のミニクラッチブーケを合わせて。
お式の一日を通じて、テーマが自然につながるように。
武蔵野に相応しい、花嫁衣裳を考えさせていただきました。
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