

ウェディングドレスのオーダーとレンタルのアトリエです。
文字通り、言葉を色で表せたらと、青味がかった緑色にレース、生地を染めてつくりました。青味がかった緑色、蒼碧(あおみどり。)都会に生えた木の葉の色。
緑や青の色に、境界を表すグレーを混ぜてつくった言の葉色は、冬の空のイメージ。星が流れて降るように、シルバーグレーのビーズを細かく散らして、胸元の刺繍で仕上げました
ウェブニュースで、
https://www.fashion-press.net/
先日、お母様の結婚式の際のドレスのお話うかがったのですが、
ご本人はキャサリン妃のドレスに憧れていらして、
大嘗祭を経て、
とてもドレスづくりを楽しんでいただいているようで・・
あらためて令和の新しい時代のドレスをおつくりしてゆきたく思え
ご新郎様のお祖母様が、
デザインのイメージにと、好きな花ですと、お客様に送っていただいた写真。
先日ご新郎様がご一緒にいらして下さって、実は一緒に鎌倉に行かれた際に、ご新郎様が撮影されたものとお伺いしました。
一葉という名前の、花嫁さまとご新婦のお母様がお好きな薔薇のような、桜の花。
青空に並んで咲いて夫婦になられるお二人、新郎新婦みたいです。
台風と猛暑残暑を無事通り過ぎて、夏と秋の季節の境い目にだけ訪れるあの独特な透明感、
天高く空を仰ぎ見て感じるあの空気感の中で、初秋の爽やかな晴れの日をお迎えいただきたいドレスに仕上がりました。
お祖父様が、兵士としてではないけれど満州にいらしたことで、書斎に漢書がたくさんおありでらしたそうで。そのお祖父さんの影響を受けて読書がお好きに。
ドレス製作中、お休みに思い立って南の島に飛んで、海辺で一日読書をしてきましたと、笑顔のご報告をお伺いしたこともありました。
たくさん読まれた中でも一番なお好きな作家はいるんですか?とお聞きしたところ、日本人の作家。夏目漱石と三島由紀夫とのことでした。
このドレスはベアトリーチェ、神曲のヒロインの名前です。神曲はギリシア神話が土台になっています。
お父様から贈られたパールの下がりのイヤリングをだけ、ドレス以外には身につけられた彼女のお姿に、漱石の夢十夜の、ギリシア神話を下敷きにして書かれた、ある美しい章を思い出しました。
リャナンシーという名前のドレス。bit.ly/2GICJ1S
リャナンシーはアイルランドに伝わる若く美しい女性の姿をした妖精。緑の丘の近くに現れていつも人間の男性に愛を求める、妖精の恋人。リャナンシーの愛を受け入れた男性には、その命を代償に詩の才能が与えられます。だからケルトの芸術家とくに詩人が短命に終わるのは、彼らが彼女に恋をして命を削りながら最高の作品をつくり出したからという伝説が。
リャナンシーの姿は彼女が気に入った男性以外の人間には見えないそう。
先日お送りいただいた、シチリアでの前撮りのお写真を
http://siesta-dress.com/2019/05/15/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%A8%E3%83%B3/
拝見して、思い出した映画がありました、「トスカーナの贋作」。イラン人の映画監督、キアロスタミの作品です。
映画の中で主人公の2人が、若いカップルの2人が結婚式をしている、生命樹の映えた地を旅の中で通り過ぎる、つまり聖地巡礼の、時間と空間の旅が描かれた映画です。
このお正月に彼女が、ご新郎様のご地元に帰られて、伊勢神宮にお参りした時の
お着物姿のお二人のお写真を、見せて下さったことを思い出しました。彼のお母様がくださった着物なんですと、嬉しそうに教えて下さいました。
お客様からお写真を頂戴しました。撮影はシチリア島。行ったことがないが、大変美しい風景です。
カメラマンが現地人なのかどうかお聞きしていませんが、とにかく撮影のツボを心得ている。
警官が見えれば警官を入れる。
ネコが見えればネコを入れる。
花が見えれば花を入れる。
こういうあたり、イタリアの文化力です。
イタリアは政治的には地味な存在になりましたが、文化的にはやはり大国ですね。低予算のイタリア映画でも、絵が良くて最後まで見れることしょっちゅうあります。予算の大きなアメリカ映画でも、飽きて途中で止めるのが多いのが反対です。
一目惚れで急きょ、また新たなこちらのピアスに、すっかり決められたそう。
なんと2wayにもなるのです。
素晴らしいです。
せっかくならお式後、身頃を長袖からビスチェに替えていただく時に、
このパールだけのスタイルにされたら!?とついお伝えしそうになってしまったのですが、
最高級のコットンケミカルレースに合わせては、やはり最高峰の、
ご新郎様のプレゼント下さった真珠のイヤリングを合わせられることになっているのでした。
(まずいです。)
そして検討に検討を重ねられた結果、当初迷われてらしたピアスも、つい購入をされてしまわれたとのこと・・
散財をしてしまった。。と懺悔をされてらしたのですけれど、
ぜんぶ可愛いですし、お仕事頑張られてるのですから、いいと思います、こういう楽しみはとても大事。
引き続きお仕事、どうか頑張って下さいませ。
おつくりするヴェールのレースセレクトについてアトリエで悩んでましたところ、
ピアスセレクトについて可愛い報告メールが送られてきました。
「どちらのイヤリングがお式のドレス、身頃に合うでしょうか!?」
どちらも可愛くて選べず、またこれは困りました。
実はコルセットビスチェはご披露宴前半でのご着用、
お式の際は長袖の身頃で2wayにされます。
こちらの身頃に合うのは、丸く可愛い薔薇の花柄のレースよりも、
ボタニーク文様の繊細で上質な、バニラ色の仏製コットンケミカルレースと
スカラプが丸くなくて束ねた花々の表情が豊かな、仏製コードレース。
レースを身頃にも合わせ使って、ご希望の三枚ヴェールをおつくりしよう。
とここまで決められたのは、のろのろお返事出来ずにいる内に
「ピアス決定しました!」
とまた新たに送られてきた、ピアスのお写真のおかげでした。
お客様とはいろいろお話させていただくのですが、先日お勧めいただいた東野圭吾さんの、代表作の「容疑者Xの献身」を読みました。インド的、仏教的な作品です。
絶望した数学者が、お隣の子持ちの独身女性に恋して、彼女の犯した殺人事件の罪をかぶろうとする話です。大変感動的なストーリーですし、なによりこういう仏教的な世界が今の日本に受け入れられていることに感銘を受けました。
お隣の女性は、「べんてん亭」というお弁当屋で働いています。数学者は彼女目当てにお弁当を毎日買いに行きます。
べんてんというのは、つまり弁財天です。
弁財天というのは元はインドの神様で、サラスヴァティーと言います。
サラスヴァティーの夫はブラフマンです。ブラフマンは宇宙創造の神、知恵の神です。
だから、数学者はものすごく頭がよく、お隣の女性を助けるために、
「1日ずれた世界」を創造しようとします。
1日だけずれているので、もちろんお隣の女性は完全なアリバイがあります。
数学者は創造した世界を完成すべく、警察に自首します。
自首で完全な犯人の入れ替えが完成しました。
犯罪を犯したのは数学者ということになりました。
(という入れ替えを完成させるために、数学者は関係ない人を一人殺しています)
でも、罪を背負ってくれる数学者にもうしわけなくなり、耐え切れなくなった隣の女性は、結局警察に自首します。
「あたしも償います。罰を受けます。石神(というのが数学者の名前です。やはり神なのです)さんと一緒に罰を受けます。あたしにで出来ることはそれだけです。あなたのために出来ることはそれだけです。ごめんなさい。ごめんなさい」
結局、ブラフマンとサラスヴァティーは(別の刑務所ですが)同じ受刑者という運命を歩むことになります。数学者の努力は無駄になりました。お隣の女性の隠蔽工作も無駄でした。元来数学者が恋をしたのは、絶望して自殺しようとしたとき、たまたまとなりの女性が引越しの挨拶に来たからです。だから数学者にとって彼女の犠牲になることは問題ではなかった。命の恩人だったからです。ただ、彼女を刑務所に入れないために頑張ったのに、結局彼女は自首してしまった。自分の人生をささげたのに、報われなかった。
しかしブラフマンとサラスヴァティーは、元来夫婦なのです。夫婦が結局同じ道を歩めることになったのです。ブラフマンは別世界の創造には失敗し慟哭しますが、サラスヴァティーとの結びつきには成功したと言うべきでしょう。
昨日は新嘗祭、道長がうたを詠んで1000年目の満月の日で、お式をされた花嫁様、ご結納をされたご新婦さまもいらして、東京オリンピックに続いて大阪万博のニュースも入ってきた、とても晴れの日だった気がします。
百日紅
英名:Crape myrtle。
様々な素材と色合いのピンクのレースモチーフを重ねておつくりした土台。フィッティングを重ねて花々を重ねてゆく内に段々表情が変わってゆきました
百日紅のピンクが主役の色でした。
フランス製のケミカルレースとスイス製のコットンケミカルンレースは、濃いピンク紅色に染めてアクセントに。
仏製リヴァーレースの一部は水のりで加工して、胸元に百日紅の花が空に向かって咲き上がるように、木に咲く花の葉と枝の流れるように背中に刺繍をしました。
パールグレーやパープルを紅色に加えながら、グラデーションで様々なピンク色をつくって染めたスカート。内側に濃い百日紅色のレース刺繍を隠し透かせました。
お式後はオペラ鑑賞に着てゆけるようなドレスに、スカート丈をカットしてリフォームしてゆきます。アンティークなグレーの素材刺繍を見頃に施して、花模様に陰をお付けしてゆくかもしれません。
百日紅。 pic.twitter.com/Vu6gwGZkZa
— ひなぎく(Daisy) (@riesiesta) November 7, 2018
ドレスに限らずなんでも、表面の装飾もそれなりに大事ですが、
表に見えない内側の構造はもっと大事です。
つまり、一番大事なことは大抵隠されています。
トヨタ自動車の車のデザインに好き嫌いはあるかと思いますが、
(私もハイセンスとは思いません)
エンジン、バッテリー、モーターなどの駆動機関の研究は、
世界一なのです。だから今のトヨタがある。
ドレスは車ほどは、大事なことは隠されていません。
ですが似たようなことはあります。
もっとも有名なドレスデザイナーは、ココ・シャネルですが、
彼女は車で言えばエンジンの研究、
服屋の場合はパターン(型紙)技術は、たいしたことありません。
でも、すばらしい服です。
たとえばこちら
楽しいドレスですね。でも実は、かなりの素人仕事なのです。服製造やっているとわかります。なんとなく全体がゆがんでいる。裾のラインのコントロールが不十分な感じがある。間違いなく目を引くドレスではありますが。
パターン(型紙)技術がもっとも高かったのは、
マドレーヌ・ヴィオネという人です。
たとえばこちら
体にすっと吸い付くようなドレスです。縫いの量は少なく、実は使用生地量もシャネルより大幅に少ないのですが、ドレッシーな雰囲気を持っています。もっとも目立つのはシャネルのほうですね。
両者の差は、数値計算能力です。
というと「私は数学大嫌い」と怯えられそうなのですが、日本女性の数値計算能力実は歴史的に高いのです。戦国時代に日本に来たイエズス会の伝道師が、驚きを持って書いているのが、
「なんと、日本女性は計算ができる。おつりの計算なんか男性より速い」
ということです。
当時のイエズス会といえば、今日のグーグルのような情報産業でして、世界中の情報を持っています。本国スペインでは女性はほとんど計算できない、ほかのヨーロッパ人でも女性は普通は計算できない、イスラムの女性も、インドの女性も、中国の女性も計算できない、日本女性がなぜか計算能力を持っている、下手すれば男性より早い。ようするに全体の水準が高すぎるのと、苦手を苦にしすぎるまじめな性格で、数学嫌う人が多いだけです。
だから日本のドレスは最終的に、シャネルの華やかさとヴィオネの計算能力を統合するものができるはずで、そちらに向かって一応私たちも努力しているつもりです。
「リラックスしたスタイルで民衆に接する」と書きましたが、
実は彼女はプチ・トリアノン宮でそういうことをやり始めていました。
リラックスした服装を着ていますが、これが後年のエンパイアドレスの先駆になっています。
後年の「レカミエ夫人」のようなエンパイアラインは、普通に考えればイスラム風衣装でして、
イスラム世界と西洋世界の架け橋を長年やってきたハプスブルグ家の娘、マリー・アントワネットが、イスラム風衣装を始めるのは、理にかなっています。これは後年ポワレやシャネルがやったことでして、本当の先駆者はアントワネットなのですね。
これをもっと大々的にできれば、彼女は新しい時代のリーダーになれていたのかもしれません。でも実行力が決定的に不足していました。客とも会わず引きこもっていました。それでは新しいスタイルを確立しても、意味がありません。
ベルサイユの衣装、スタイルをまるごと変えるような大変革をし、貴族にもそれを要請していたらどうだったでしょう。もし優秀なブレーンでもついていれば成功して王家は存続、フランスは今頃世界でも段違いの文化大国だったでしょう。
ほんの20年前にはまだフランスは世界の文化の中心でした。
今でも文化の香りは馥郁たるものがありますが、でも昔に比べれば地位が落ちました。王家の消滅から徐々に。
マリー・アントワネットの秘蔵の宝石が200年ぶりに公開されたそうです。
可愛いとデザイナーが騒いでおりました。
マリー・アントワネットは、首飾り事件などで無駄遣いが有名になってしまいました。しかし「王妃が高価な宝石を買って贅沢したから、民衆は生活が苦しかった」などというのは、完全に間違いです。国家財政の規模に比べれば、宝石なんぞはいくら買っても誤差の範囲内です。
ブルボン王朝は、先々代のルイ14世の後半から国家財政としては破綻寸前でした。
次のルイ15世の時に「ジョン・ロー」という、稀代の詐欺師にして史上最大の経済学者、あるいは史上最大の詐欺師にして稀代の経済学者かもしれませんが、どっちでもよいです、その人が大規模な財政離れ業を演じまして、「ミシシッピー会社」というのを立ち上げて、一時期うまくいきました。しかし最後は結局失敗しまして、金の切れ目が縁の切れ目、というわけでその時点でブルボン王朝の命運は終わっていました。その後のルイ16世夫妻の責任は、さほどないのです。
江戸幕府が倒れて明治政府ができたのは、ペリー来航のように西洋列強の軍事圧力が高まり、強力な中央政府をつくる必要が差し迫ったからです。フランスも同じでして、絶対君主といっても統治力が弱かった。国民をひとつにまとめるような政治力ではなかった。
統治力の不足を意識しているルイ14世は、たとえばベルサイユ宮殿をつくって、舞踏会三昧をして、王の力を誇示して、人々の気持ちを自分にひきつけようとした(西洋の王様は多かれ少なかれこういうプレゼン努力が欠かせない存在です。日本の天皇、将軍に比べると生存競争ハードなのです)。
その結果王家の財政が破綻寸前になったのですから、無駄な努力だったのですが、マリー・アントワネットの浪費は14世の努力を踏襲しただけで、彼女の責任ではないです。
「今はこのやり方ではだめだ、もっと新しい事を考えないと」と思えなかったのはそれは彼女の責任ですが。
では「新しい事」とはなにか。
たとえば後年シャネルがしたように、
「価値ある宝石をつけたからといって、それで女が豊かになるわけではない」
と宣言して、
リラックスしたスタイルで民衆に接する、とかすればよかったかもしれません。
(続く)
なにを着るか、ということに関して日本社会はかなり楽な社会です。ドレスコードが無いに等しい。実は西洋は伝統的に大変です。現在でもものすごく頭を使っています。
たとえばトランプさん。
2017年11月、トランプは訪中しましたが、ネクタイが地味です。あまりにも弱気だ、ということで批判を受けたくらいです。メラニア夫人も最大限の心遣いですね。これならば中国の面子も立ちます。
「なぜここまで気を使うのか?」、それは合衆国大統領として、できるだけ戦争はしない、世界と平和にしてゆく活動を頑張っていると、国民に印象づけるためです。おそらくこの時点で、1年以内の対中国のアクションを決意していたと思われます。
現在「ペンス演説」というものが話題になっています。アメリカのペンス副大統領が10月6日に50分もの長い演説をしまして、アメリカと中国はほぼ戦争状態に入った、と宣言しました。
https://www.newshonyaku.com/usa/20181009
これは昨日今日考え付いたことではありません。戦争しかけるアメリカにも経済的に多大の出血を強いることですから、検討に検討を重ねて打ち出した方針です。つまり、中国訪問の時には、すでにあらあらの計画が立っています。
そしてこの1年トランプは「さんざん努力したのだから、この状態にいたったことは、やむなし」ということを、アメリカ国民に納得してもらうために、外交努力をしていたのでしょう。
さて、あなたがメラニアさんだとして、1年後くらいに中国との関係は決定的に破綻するとして、それでも訪中しなければならないとして、どんな服を選びますか?
悩ましいですね。
トランプ大統領夫人メラニアさんがアフリカを訪問しました。
サファリルックで、「植民地主義だ」と物議をかもしたが、
トランプ大統領関係は、なんでもかんでも悪口言われる傾向にあるので、
悪口自体に意味はありません。
ではメラニアさんがなにも考えずにファッション決めているかというと、
そんなことは絶対にありません。
アメリカ大統領夫人くらいになりますと、
毎回の外遊に意味がありますから、
ファッションも毎回意味があります。
エジプトでの写真です。
スフィンクスを見て、ナポレオンの名言、
「兵士諸君、4000年の歴史が見下ろしている」を思い出せると、
意味が掴めてきます。
拡大するとこんな感じです。
明らかにココ・シャネルを意識しています。
と、ここからは国際政治の話ですが、
アフリカは元来ヨーロッパ諸国、特にフランスの影響が強いところです。
植民地が多かったですから。
最近は中国も盛んに触手を伸ばしていました。
そこへトランプ夫人のアフリカ歴訪です。
シャネルと同じデザインコンセプトのスタイルで、
スフィンクスの下にゆく。
「私たち アメリカこそあらたなアフリカの指導者である 」
という意味です。
メラニア夫人の服のデザインが、シャネルを踏襲というのは、
ファッション業界の人はだれでもわかります。
デザイナーいわく、30年近く前の米国、
アメリカ文化はその後発展、改良していって、とうとうココ・シャネルに匹敵するレベルに到達したのです。
そして、メラニア夫人のアフリカ歴訪が、
アフリカにおけるアメリカの主導権確保を狙ったものだということは、
国際政治に興味があればだれでもわかります。
しかし同時両方に考えられる人が、あまり居ない。
西洋各国の首脳の夫人たちは、常に両方考えられるようです。